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宅内環境ギガビット化を目指して~さんぺい家宅内構成公開

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この無線全盛の現代に反抗するかのような有線LANのおはなし。

この記事はこんな人向けです

・自宅のLAN環境をどうにかしたいと思っている
・有線にしようか無線にしようか迷っている
・さんぺいの家がどんなに汚いか知りたい

 

もう2019年も終わりです。皆様どうすごされていますか。こんにちは、さんぺい(3pei_tw)です。

今日は自宅内のネット環境についての話です。

ちょっと長くなっちゃいました。最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

ぎがびっと

ほんの数年前まではこんな言葉出回ってませんでしたが、テクノロジーの進歩というものはいやはや凄いもんです。メガだのギガだのテラ、ナノ、カタカナ(もとは横文字)ばっかでついていけないっすよねー。

 

と言って目を背けてしまっては面白くありません。とことん使ってみようじゃないですか。

 

 

ということで今回は「自宅内のネットワークを速くしよう」というお題です。

 

おさらいーギガ?メガ?

おさらいの意味も込めて速度の単位について触れておこうと思います。

さんぺいうぜぇ、んなことしっちょるわボケが、という方は次へお進みください。

 

メガビット

Wikiにはこう書かれています

メガビットはデータの量の単位の一つで、Mビット (Mbit)、あるいは Mb とも略記される(”M” は大文字、”b” は小文字)。
1 メガビットは 100,000,000ビットに等しい

んなこと書かれてもピンとこねーよ、と言われそうですが、とりあえずMbps(メガビット・パー・セカンド)と書かれた場合は1秒間に1か0かが100,000,000個動かせる、と覚えてください。

 

ギガビット

こちらもメガと同じ説明になっちゃいますがWikiをどうぞ

ギガビット (gigabit) は情報や記憶装置の単位であり、Gbit または Gb と略記される。
1ギガビット = 1000Mビット = 1,000,000,000ビット

こちらはGbps(ギガビット・パー・セカンド)と書かれた場合、1秒間にデータが1,000,000,000個送れるということになります。

 

おさらい

メガビット 100,000,000ビット Mb
ギガビット 1,000,000,000ビット Gb

ギガのほうが単純に秒間で送れるデータ量が多い=データ処理が早い=「はやい」ということができるかと思います。

で、詳しく書くと、この値はあくまで理論値であり、必ずしもここで書かれた値が出るというわけではありません。

自宅などののLAN内であれば近い値が出るでしょうが、インターネットに出ればそうはいかなくなります。

 

とはいえ一度に送ることができるデータの数は増えていますので、メガだったのをギガにするというのは決して無駄にはならないと思います。

 

変更前の宅内環境

今住んでいるところは2002年に住み始めたマンションなのですが、入居当初からインターネット環境がついているものでした。

管理室の近くに集約している装置があり、そこまで光でつないで、マンションの各部屋にはLANでわたす感じ。

各戸には風呂場の天井の裏にHUBがおいてあって、そこから各部屋にケーブルが壁の中を伝って引いてある状態。

 

こんな感じです(間取り図をそのまま流用してHUBのポート番号で管理)

ちなみに3と8が並んでるのはもともとLD(8)と洋間(3)が別々だったのを壁取ってまとめたためです。

で、もともとはマンション全体でネットを引いて(光)それを各戸に分配していたんですが(マンション全体が大きなLAN環境のような感じ。勿論各戸ごとにデータは分けられていましたけどね)、どうがんばってもギガ化はできませんし、自由度は高くありませんでした。

その後各戸が個別に引いてもOKという話になったので、料金と相談しつつ今のOCNになった経緯があります。

※余談ながら工事費無料に誘われ、最初はSBを入れたんですが月額費用が高すぎて1年でOCNに移ったという話もあったりします(違約金考えても変更したほうが良いってどんだけよ)。

 

問題点

とりあえず変更前の状態としては下記のような感じでした。

 

変更前 変更後(予定)
WAN側(フレッツ側) 1ギガ 1ギガ
LAN側(家の中) 100メガ 1ギガ

 

宅内のLANは前述の通り風呂場の天井に設置してあるHUBで集約されており、そこから壁の中を伝って各部屋のLANポートにつながっている状況でした。

その集約部分のHUBが100Mのものでしたので、家の中の有線ではどうやっても100Mを超えることはできなかったんです。

例えるなら家の目の前まで高速道路が通っていたけれど、その高速の入り口までが細く尚且つ通学路になってて速度を出せないイメージです。
※自宅に100キロで突っ込むわけにはいかないのでまぁイメージっつーことでw

で、幸いにも最近ではギガ対応の安価なHUBも多く出回っているので、ギガ化に踏み切った次第です。

とか、ポートが少なくてもいいなら

 

ただしあとあとポートを増やしたいってなると、また買いなおさないといけないので、はじめから8ポートにしておくのをおすすめします。

 

ただ1つ、とてつもない問題がありました。それは

 

 

壁の中のケーブルの種類がわからない

 

 

ということです。はい。致命的です。

ご存知の方も多いかと思いますが、LANケーブルには「カテゴリなんたら」という種類が複数あり、カテゴリが低いケーブルでは100Mが上限だったりすることもあるんですが、我が家ではそのケーブルの種類がわからない状態でした。

ふん、そんなのケーブル見れば書いてあるだろクソが、という温かい声が聞こえてきそうですが、ライトを持って風呂場の天井を探索した限り、ケーブルのどこにもなにも書いていない状況だったんです。

そこで仕方なく別な方法で確認することにしました。

 

①パソコンをどこかの部屋のLANポートにつなぐ(例:前述宅内図の⓻)

②風呂場の上を再度確認し、⓻の部屋に繋がるはずのケーブルのところにギガ対応の機器を直接つなぐ
※今回は余ってた無線LANルータを使いました

③⓻の部屋のパソコンのリンク状態を確認し、1Gでリンクアップしていれば壁の中のケーブルがカテゴリ5e以上確定、100Mだったらカテゴリ5以下確定、と理論上は判断できます。

 

やってみた

これが通常の状態。有線はまだ基幹につないでないのでネットワークアクセスなしで正解。

この時の「速度:」の値がギガになればOK。

 

 

一旦HUBから抜き、何にもつながっていない、ギガ対応インタフェースを持つWiFiルータを通電させてつなぐと・・・・

 

 

見事1Gでつながってくれた。風呂場に椅子を持ち込んで作業した甲斐があったというものだ。

これで100Mだった日には、無料画像検索で「絶望」というワードで見つけてきたのんだくれのおっさんが出てくるところだったが、登場はまたの機会となったようだ。

なお、この確認結果をマンションの管理組合とかに伝えたら喜ばれるかな、と思ったがやめた。こんな作業するの僕ぐらいだろうから。

 

さて、見事カテゴリ5e以上が確定した訳ですが、さっきの無線LANルータをそのままHUB代わりにすることもできたんだけど、ポートも少ない点や本業ではない点を考え、専用のギガHUBを用意することに。

これが風呂場の上においてあるHUB(ギガ対応)。タグは僕が付けたものじゃなくて、はじめからついてたもの。これを”示名条”と呼ぶあなたとは友達になれそうな気がします。

 

 

仕上げ・WANと接続

ここまでで自宅LANはめでたくギガ対応となったが、重要なところが抜けている。

そう、インターネットにつながっていないのだ。

 

ここでもう1度宅内図を載せます(ちょっと情報を追加してあります。隠れているところにはLAN内アドレスをいれてあります。これはなんかの拍子に僕が死んでしまったときに妻が困らないように残しておく資料の1つです。妻から見える位置にないから全く意味をなしていなかったりしますがw)

 

この図でいうところの、洗面所近くのリビングにネット回線が立ち上がっています。これは最初の光回線導入時=忌まわしきSB光の開通時にNTT関連会社がきて工事をしていったときに決まったものでした。

光コンセント」と飛ばれるそれはリビングの右上の位置にあり、ONUとV6アルファの専用ルーターはリビングに鎮座している状態でした。

 

この構成最大の問題は、ONUとLANポートが離れすぎている点かと考えます。本来ならLANポートのあるところの近くに立ち上げてもらえばいいものを、何もないところにおもむろにONUが出現している状況。大失敗です。

 

そうも嘆いてばかりはいられないので考えたのが「中継ルータ」の利用です。

我が家では幸い間違って買った WN-AX1167GR2 がありましたのでそれをフル活用し、テレビ、DVDレコーダー、ひかりTVのチューナーを有線でルーターにつなぎ、それを子機としてV6アルファ専用ルーターにつなぐようにしていました。

で、その子機がLANポートに近い位置にあったため、子機のLANポートから上図⑧につなぎ、ギガを最低限の損失で有線環境に持ってくることができました

 

なので実際は1か所無線区間が入りますが、有線のギガ化は完了です。

 

で、そんだけやってどうなったのよ

以下の測定結果ページを参照ください。

 

上が構成変更前の状態で、下が変更後です。

下では見事100Mを超えていて、ギガ化対応がわかりやすく表れていると思います。

苦労した甲斐がありました。。。

 

OCN-V6アルファ

ご利用されているプロバイダに「IPoE接続」のメニューがあればご利用されることを強くおすすめします。格段に速くなって気持ちいいですよ。

「IPoE接続」の説明用にNTTコムが用意しているのが↓
※法人用ですが内容は個人向けと同じです

無料としているプロバイダも多いのですが、いろいろな割引を組み合わせると他のプロバイダと大差ない価格になっているのがOCNです。

実際に我が家のネット回線は毎月4100円+税+フレッツ工事料金の分割で216円で済んでいます。

どうでしょう、みなさんのお宅と大差ないと思いますよ。

例として11月の請求メールを晒してみます。

自動更新云々の割引が大きいですね。これは2年間使い続けてくれるならこれだけ安くするよ、というもの。それで1100円も引いてくれるなら使い続けないともったいないですよね。

ま、これで使ってみたら激遅で使ってられねぇ、ってなると困りものですが、全然そんなことはないので助かっています。

    ご利用期間        :11月1日-11月30日
    ご請求額         :4,726円
    (うち消費税分     :  410円)

    料金内訳
    〔OCN・インターネット〕      
     OCN光マンション基本料       : 4,700円  (合算)
     2年自動更新型割引          :-1,100円  (合算)
     OCN v6アルファ         :   500円  (合算)
     OCN光工事料(分割払い)      :   216円  (内税)
     消費税相当額(合算分)        :   410円  (非対象等) 

 

これでスマホもOCNに寄せたので毎月400円安くなってます。

結果、僕と妻のスマホ代とネット回線全部足しても10000円かかってません

固定費削減、考えてみませんか。

以上、さんぺい家の宅内LAN増速のお話でした。最後までお読みいただき本当にありがとうございました。なにかの参考になれば嬉しいです。

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