- NISAのロールオーバーって何?
- NISAで買った株が120万超えても大丈夫なの?
こんにちは、さんぺい(@3pei_tw)です。ご機嫌麗しゅう。
さて今日は久しぶりに株の話です。
僕が株を始めたのは頭の病気で倒れて復帰したあたりでのことなんですが、その直後の2015年に大きいのを買ってました。それも当時話題になってたNISA枠で。
どんな銘柄かというとこれです。

一応いやらしいので数字はぼかしていますが、購入年を出しているのでまぁちょっと調べれば大体の数値はでてきちゃうと思います。
これが2015年にNISA枠で購入した株式です。
NISAという施策は行きあたりばったりなところがあるもので、開始当初に決まってなかったことが年を経るにつれ追加されていったりするものでした。
そんなNISAですが、当初より決まっていたものの1つにこういうのがありました。
非課税期間は最長5年
はい。配当や売却益の中からとられる20%の免除は5年だけ、ということでした。
もっともO社の株はもともと売却目的でもなければ配当目的でもなかったので(優待目的)、正直NISAで得をしたっていう印象はとても少ないんですが、それでもそれまで受けていた恩恵がなくなってしまうというのは寂しいもの。
ただし、その5年という期間には、ちょっぴり俺ルール的な感じもしますが特例条件が付きました。
期間終了後、ロールオーバーによる継続保有が可能
はい。一昨年だったか、初めての期間満了を迎えるにあたってなんとも強引なルールが追加されました。5年を超えたものでも、翌年の枠を使って期間再延長できる、というもの。
ということでちょっと前置きが長くなってしまいましたが、そのオリ社の株がNISA期間満了になるので更新したよ、っていうのがこの記事の話です。
問題点
ただしちょっと気になる点が出てきます。
NISAの枠は年単位で120万までと決まっており、使わなかったとしても翌年に繰り越せるとかいうものはありません。
ちなみに今日(10/13)時点のオリ社株は以下の通り

いやー上がっちゃいましたよねー。一株16275円ですから×100株で1627500円。
いつ分割してくれるのかわくわくしてるんですが、とりあえずこんな感じです。
で、年間枠は120万まで。
ロールオーバーでは翌年の枠を使って翌年以降もNISA枠で保持可能、ということでしたが、120万を超えるとどうなるのか。
そこが今回のポイントでした。
調べを続けながら、また酒におぼれたおっさんの写真を載せないといけなくなるのか(参考)と思っていたのですが、珍しく良いほうに傾きました。
以下、金融庁のサイトから。
ロールオーバー可能な金額に上限はなく、時価が120万円を超過している場合も、そのすべてを翌年の非課税投資枠に移すことができます。

まぁその年の枠はすっからかんになりますが良しとしましょう ←偉そうに
NISAロールオーバーの手続き(楽天証券編)
楽天編といってもNISA口座は1人1つが原則なので他を知ることはないのですが(嫁も楽天)、とりあえず何かの参考になればと思い載せておきます。
スマートフォンで楽天証券サイトにアクセスする
※PC向けURLからのアクセスは上部にスマホ対応画面へのリンクが出ますのでそちらを選択
※スマートフォンじゃなきゃいけないっていうのは厳しい気もしますが個人を特定するのには簡単なデバイスなので仕方ないですかね。
ちなみに書面での申請も可能です。困ったら書類申し込みにしましょう。
※PC画面だとスマホで読ませるためのQRコードが出てきますが、僕のはうまく読み込めなかったので自力で目的のページを探しました。
スマホ画面になったら真ん中くらいの「商品・サービス」を押して「NISA」→「ロールオーバー申し込み」でいけます
●↓NISAのページに移動したところ

●申し込み手続き途中。ちなみに本人確認書類が必要です。免許証とかマイナンバーカードとか。僕は後者を使いました。

●申し込み完了画面。

書いてある通りあくまで申し込みが完了しただけ。これで申請内容に問題があったりしたら酒におぼれるおっさんが出てくる記事が書かれることでしょう
株を始めるなら楽天証券の口座は作っておくべき!
・楽天ポイントで投資ができる
・手数料も安い
・口座維持費はもちろんかからない
僕はもともとSBI証券がいいのかなと思ってそっちの口座を最初に作ったんですが、NISA口座を作るときに手数料やポイントの面からこっちに乗り換えた過去があります(ちなみに確定拠出年金もここ)
維持にお金はかかりません。株活するなら楽天証券!!
追記:手続き完了しました
10月13日にWEBで手続きし、15日夕方には完了連絡が来ていました。やっぱWEBベースでの手続きは早いっすよね。あらためて感じました。

・中1日で完了連絡が来た(メール)
・翌年の枠は0円(楽天に限ったことではない)
・年内ならば取り消しも可能