・OCNの「V6アルファ」は専用ルータでしかつながらないのか
・オプションを申し込まなくても速くなるのか
これまでの経緯と疑問点
V6アルファも無事開通して快適に使えていますが、1点気になっていることがありました。
古いルータではつながらないんだろうか
現状は開通時に送られてきた専用ルータでネットにつないでいますが、それ以前には同じNEC製のWiFiルータ(WG1200HS)でつないでいました。
古いルータの環境ではとりあえずフレッツのV6オプションに入っていたのでV6のモードにすれば快適にV6サイトは見れました。
ただしV4サイトは全く見えません。
整理しておきますと
構成 | 接続方式 | V4サイト | V6サイト |
①契約前の旧ルータ | PPPoE | OK | OK |
②契約前の旧ルータ | IPoE | NG | OK |
③契約後の新ルータ | IPoE | OK | OK |
④契約後の旧ルータ | IPoE | ? | ? |
となります。
同じIPoEでも旧ルータと新ルータでなぜ結果が変わるかというと、IPV4 over IPV6という機能が今回のオプション契約によってついたからになります。
詳細についてはググっていただくとして、簡単に言えば「V4サイトが見たい!」とOCNに信号を飛ばすと「OKわかったぜ」とジョリー(OCNの犬)がV6で来た信号をV4で包んでサイトまで届けてくれて、戻ってきてくれる。そうすることでV6環境下でもV4にしか対応してないページを見ることができるというもの
で、今回の検証のポイントとしては「契約したんだったら専用ルータでなくともV6接続でV4のサイト見えるんじゃね?」ということです
古いルータを繋いでみる
新しいルータが届いてつないだのでそのまま放置していたWG1200HS。
とりあえずつないでみました
※企業系で監視ありのルータでは真似しないでください。アラームがでます
↑つないでいるPCの状態。ちょっと問題になりそうな箇所はつぶしています。
↑OCNのトップページ。当然普通に見えます。ひでぇニュースが見えるな・・・
古いルータでIPV6接続にする
ここからが本日のメインイベント。
↑PPPoE接続から「ローカルルータ」モードに変更します
※要は接続先を指定しない状態。こうすることでV6の空間に入れるようになります。
いきなり「インターネット未接続」とか出てしまいほぼ結果が見えてしまった・・・・
↑設定画面も参考まで。
IPV6ブリッジを「使用する」にすることでV6サイトが見えます
↑そのままのモードでOCNのトップを表示。
しばらく待たされた上でこの表示。CSSが読めていなそうです
ちゃんと全部V6に対応させてほしいもんです
結論
よって、「古いルータではV4サイトにはつながらない」ことがわかりました。
おとなしく元の状態に戻しました。。
きっと専用のレンタルルータのMACアドレスなどで通す通さない(V4向けパケットのカプセリング)の選別をしているんでしょう ←大嘘でした。ごめんなさい。
以上、お疲れ様でした。