DBをいじるとか、何かしら変更を行う場合はバックアップをとっておいたほうがいいです。
ここではメジャーであろうDB/MariaDBとMySQLに共通したバックアップの取得方法を書いておきます。
はじめに
これをご覧になっている方にお伝えすることではないかもしれませんが、DBをいじるってのは結構危険な作業だったりします。
作業の危険度を理解した上であればいいのですが、コピペだけで行けるんでしょ、とお考えの方は悪いことは言いません、プラグインやその他危なくない方法があるかもしれませんので、そちらを試されることを強くおすすめします。
なお、ここの作業はテーブル全体のバックアップ取得が目的で、復元時は同名の古いデータベースは削除したうえで、まるごとその中のテーブルを復元するものになります。
(create databaseを含む内容になってます。無ければ作るという文章になってますが、テーブルだけ消して云々とか面倒なだけなので、一括で操作してください)
エクスポート
いろいろなサイトさんを見ると、バックアップしたいのにエクスポートって何よ、と思われるかもしれません。
phpMyAdminにはバックアップという項目はなく、他のDBで同じデータを使うようにする「エクスポート」機能をそのままバックアップ用途に転用しているとお考え下さい。
エクスポートは外に出すほう、インポートは中に入れるほうです。
なおこの作業を行っても、余計なことをしない限りは元のデータはそのままです。
ご安心ください。
(やり方によってはexportするときに消しちゃうことも多分できる)
エクスポート手順
特に難しいことはないと思います。例として「sampei_wp4」というDBを使います。
(ここのデータベースじゃないです)
①phpMyAdminにログインして、バックアップしたいデータベースを開く
②「エクスポート」タブを開く
③エクスポート方法は「詳細」を指定します
④下のほうまでするすると移動し、「生成オプション」まで進めます。
(昨今のハナシで生成とかいうとチャット何たらかと言われそうですが、全然関係ないです)
「CREATE DATABASE / USE コマンドを追加する」にチェックを入れます。
これで復元時に箱もテーブルもまとめて1から作るようになります。
あとはいじらないようにして、一番下の「エクスポート」ボタンを押せば取得完了です。
ほどなくダウンロードが始まって数秒で終わると思います
(保存されている量にもよる)
作業後
まずはサイトに異常がないか確認してください。多分、というかほぼ間違いなく問題はないとは思いますが、万が一ってこともあるので。
続いてダウンロードしたSQLファイルを開いて、中身は見えてるか確認をお願いします。
開くのはVSCodeでもいいですし、TerapadやNotepadでもいいです。
“〇〇(DB作成時に指定した接頭語)_posts”などを探して、これまで自分が書いた記事があるかどうかなど探してみてください。
見つかれば、ほぼ成功と言っても大丈夫かと思います。お疲れさまでした。
まとめ
この記事では、WordPressで使っているデータのバックアップ方法をご紹介しました。
おかしな点などあれば教えてください。
繰り返しにはなりますが、自信がない方は別な方法を取られることをお勧めします。
最近ではいろんなプラグインが出ているので、ここでの操作が不要なパターンもあるかもしれません。ではまた。