今更ですがモバイルONE接続のキモ、APN設定についてです。
下記は公式HPから。
ユーザー名 |
mobileid@ocn |
パスワード |
mobile |
APN |
LTE端末用
(5G/NSAも同一) |
lte-d.ocn.ne.jp(旧コース)
lte.ocn.ne.jp(2019.12- 新コース)
|
3G端末用 |
3g-d-2.ocn.ne.jp |
認証方式 |
PAPまたはCHAP |
MCC(または携帯国番号) |
440 |
MNC(または通信事業者コード) |
10 |
MCC、MNCはちょっと何言ってるかわからんですが、あとは基本です。
APNはその名の通り接続先を明示する必須情報。ID/PWが全員共通なのは発信番号でユーザを見ているから合っていればOK。間違ってると当然弾かれる。発番見てるならいらねーじゃんとも思うが仕様ということで。。
ぱっぷとちゃっぷは認証時の対話に使う言語みたいなものと考えとけばいいですかね。
っていうのもApple系だとプロファイルじゃないと繋げられないからほとんど気にしないでしょうけどAndroidは手入力ですからね。自由度が増す分入力間違いも出やすいけどファイルでガチガチに縛るのもどうかと。難しいところですね
旧コースから新コースへの変更
2019年11月にOCNモバイルONEの新しい料金体系、「新コース」が発表されました。
簡単に違いを並べてみます
①料金が安くなる
②APNが変わる
③低速モード(節約モード)にも速度規制がつく
①については公式ページで紹介されていますが、1600円だった音声付きの最安料金(110MB/日)が1180円(月間1GB)、月間3GBのプランは1800円だったものが1480円まで下がっています。
これは見逃せません。
②は上の表で書いた通り、コース変更申請が受領された翌月1日のAM01:00以降にAPNがかわります。
1日の朝起きたらAPN設定をいじって”-d”を消す(Android)かプロファイルを入れ替える(iPhone)だけです。
これはざっくり言えば、データ通信の通り道が変わる意味を持ち、次の③も関係してきます。
③は「節約モード」に関する仕様変更となります。
そもそも「節約モード」とは通信速度を低速:200kbpsに固定して、共用利用部分である帯域を空けて有効活用させるかわりに、通信量をノーカウントとして、通信量の少ないユーザーへの還元策として提供されており、その低速モードであればいくら使ってもOKというサービスでした。ただし遅いから動画閲覧とかには向きませんが。
今回の変更でその無制限が撤廃され、低速モードでも一定量でさらに規制がかかるような状態となっています
巷では、やれ改悪だとか、新コースはやめたほうがいい、とか言われていますが、1GBを1か月使ってみた僕の持論を次に書いてみます
新コースには間違いなく変えたほうがいい
です。僕は11月末のお知らせの後すぐに申し込んだので、12月1日から新コースを使い始めることができました。
その1か月使ってみた結果ですが、
・たしかに低速モードで規制はかかるし、通信できないわけではないが低速モードよりも品質は落ちたと感じた
・規制がかかったのは月半ば、600MB程度使ったあたり
・規制対象は当然「節約モード」のみ。通常の「非・節約モード」は全く影響なく使える
・なので規制以降、使う場面では標準モードで通信することにより、1か月何の問題もなく終わらせることができた
・最終的に0.7GB強が残り、翌月は1.7GBとなった
という感じでした。
人により受け止め方は様々かと思いますが、このプラン変更は「間違いなく顧客・提供元のどちらにも優しいものだ」ということを感じました。
何より価格が安い。安いは正義。
旧コース:110MB/日の方が1GBの新コースに変更することをためらっておられるようですが、その場合は新コースの3GBにすればいいだけかと。3GBに増量しても1480円。安くなります。そのプランで様子を見て、いけると踏んだなら1GBにするのもいいかも知れません。
ということでがっつり使ってる僕さんぺいのおすすめはズバリ 3GBプラン です。
モバイルONEを初めて使う方には3GB、あまりスマホは使わないから料金を下げたい方には1GBプランがおすすめです。
★NTTコムがNTTドコモの回線を使った、最強の格安SIMです!
2022.06:550円の低価格プラン&5G始まってます
使い始めてから、かれこれ6年目に突入していました
電気はほいほい移っているのですが、モバイルはSB脱出後、ずっとここ一択です。
移動にはMNPで時間を取られたりするので、電気よりも移すのは正直めんどくさいというのもありますが、だからこそOCNに移っておいてよかった・・・・と考える昨今でございます。
さて、この記事もだいぶ古くなったので2つほど追加しておきます。
①5G(NSA)対応しています
StandAlone ではなく NonStandAloneですが無料対応しています。僕も変更しました。変更してみた感想は、、、正直わかりません!
APN変更も何もなく、単に契約上の変更だけのようにも見えますが、iPhone13には確かに5Gの表記があります。
まぁ上で書いた通りNSAなので4Gとほとんど大差はないんでしょうから、普段使っていて、よほど重くなるとか頻繁に使えなくなるとかない限りは気づかないレベルなんでしょうね。
だからこその無償なのかも。これで金取るって言ったら怒りますよね。みんな。
②1か月税込み550円の低価格プランが出ています
NTTドコモの格安プラン的な位置づけで、モバイルONEの超格安プランが出ています。
他のプランにはない無料通話があったりして魅力のある内容になってるとは思いますが、僕は使ってません。
なぜなら、1GBプランで700円ー固定回線割の200円で500円だから。加えて500MBプランには固定回線割が付かない。なので僕としては意味がないので流しています。
が、固定回線がOCNではない人にしてみたらこれ以上のプランはないんじゃないかと思います。他社と比べてOCNは無料のメールアドレスが付いてきますし。誰でも手に入るGMAILではなく、契約者でしか手にできないOCNメールのほうが、プレミアム感ありますよね。
なので、よく言われるキャリアメールの利用ができなくなるという点では他社と条件は同じですが、繰り返しになりますが「契約者しか持てないアドレス」は大きいと思います。
他のモバイルONEの記事も集めてみました。良ければどうぞ!
さんぺい
https://3pei.info/mvno
株、ネット、はやりものなど好きなことをだらだらと書きます。セミリタイアに憧れてたけど最近ちょっと違うかなと思い始めた51歳。