2021年も残りわずかとなりました。皆さんどうお過ごしですか。こんにちは、さんぺいです(@3pei_tw)。
少し前に下記投稿でも書きましたが、この年の瀬になって眼鏡を新しくしました。
●新旧の眼鏡
左が数年前に作ったもの、右が先日作ってきたものです。
これまでは(左の写真)向かって右側、左目のほうに「膜プリズム」っていうシールをレンズに直に貼ってまして、見た目にも明らかに違いが見て取れる状態になってました
それが今回(写真右)レンズ内蔵に代わりまして、めでたく外から見ても「この人なんか違う」と悟られなくなりました(笑)
膜プリズムのデメリット
退院後7年ほど経ちまして、その間ずっとこのレンズを使ってきたわけですが、使い続けてみて気になった点をいくつか挙げてみます
・汚れが目立つ
視界補正のためのレンズがシールになっているということもあるためか、結構ホコリが付きます。且つ一度つくと拭いても取れない。綺麗にするには水で洗い流さないといけなかったりします。これがめんどい。
眼鏡屋さんにもっていって綺麗にしてもらえるのはありがたいんですが、数日経つとあっという間にもどっちゃう。
・はがれるかもしれないという恐怖
形としては普通のレンズにシールを貼っているだけなので、結構簡単にはがれます。
※レンズ自体は左目単独で見たときに合わせてあるため、片眼を閉じていればOK。
温泉とかよく行くんですが、洗い場に行ったときとか、はがれて流れて行っちゃったらどうしよう、とか思ってました。
※上述のとおり片目を閉じていればいいので全然致命的ではない。流れて使えなくなったらもったいない、という低所得者ゆえの心配。
・何より目立つ
ぱっと見は気づきませんが、まじまじと見られるとよく言われるのが「眼鏡曇ってますよ」と。
性質上、外から見ると少しもやがかかったように見えるらしいです。
かけている本人は全然気にならないんですが、まわりから見ると曇っているらしい。
これがもうなくなると思うと、うれしい反面、初対面の人に覚えてもらえるネタが減ってしまった気がしてもったいないと感じてしまったり。
シールからレンズに代わる境目は?
これが先日眼科で処方されたものですが、”PRISM”の左のところが【5】になってます。
対して数年前(2年と10か月程度)にみてもらったときのがこちら。
平成とかなかなかにエモいんですがそれはさておき、同じ項目がこの時は【10】でした。
3年間で知らぬ間に10から5になっていたようです。特に何もしてないんですがね。
で、この【5】っていうのがポイントで、プリズムをレンズに入れて作れるのが5からだそうなんです。
5を超えるような場合は、レンズ組み込みの形じゃ作れないのでシールを貼るようになると。
今回図ってみたら見事測定値が5になったので、晴れてレンズ組み込みの形がとれるようになった模様です。
そもそもどうやって計っているの?
計り方は眼科によって変わるかもしれませんが、僕のはこんな感じです。
①右目だけで1点を見続ける(例:ペンの先など)
②右目を閉じ、左目だけで同じ1点を見る
③その際の目の動きを見て、どの程度のプリズムで対応可能かを見る
結構大変です(主に目の動きをチェックしてくれる看護師さんが)
①~③を繰り返しつつ、レンズを変えたり、上にプリズムを当てたりします。
面倒な患者と思われてるだろうな、と少し気にしつつ毎度お願いしています。。
まとめ
・プリズム入りレンズと膜プリズムの境は測定値【5】でした。
・ずっと眼鏡をし続けていると回復しないんじゃないかと思われるかもしれませんが、少なくとも僕は少しずつ戻っているようです
膜プリズムのデメリットを書きましたが、否定するつもりは全くないです。両目で見れるのがどんなにありがたいことかを教えてくれたのは間違いなく膜プリズムです。