こんにちは、さんぺい(@3pei_tw)です。
もし検索から来られた方であれば、「Androidスマホで充電ができない」とか「充電器がすごい熱くなる」とかでお困りのことでしょう。
完全解決!とまではいかないでしょうが、少しでもお役に立てれば幸いです。
ではどうぞ。
問題点
僕が今使ってるスマホは”AQUOS sense plus SH-M07”っていうやつで、2019年11月にAndroid9が提供開始になっていました。
早速連絡が来た直後にUpdateし、その後使用感については特段問題なく使っていたんですが、ただ1つ、充電が満足にできないという問題がでていたんです。
日中使って、夜寝る時にベッドの傍に充電器を差して繋いで寝る。これまでは当然ながら翌朝には100%になってて次の日も普通に使えていたんですが、あるとき翌日途中で充電が切れるというアクシデントに遭遇しました。。。
このご時世、スマホの充電が切れるというのは出先で孤立するようなものでして、さすがにちょっと焦りました(SUICA死亡で電車に乗れない、現金が手元にない)。
まぁそのために多少重いのを我慢してモバイルバッテリーも持ち歩いてたので最悪の事態は避けられたのですが、帰宅してよくよく調べたら原因が判明します。
充電できてねぇし
電池残量0で完全に沈黙したAQUOSにケーブルをつないでもランプ滅灯。
完全に切れたので充電するにも時間がかかるんだろうと思い、数時間放置してみるも全然ダメ。
AQUOSよ、1年経たずして壊れたのか
と心の中でSHARPさん(@SHARP_JP)に悪態をつきつつ、と言ってもまだ切り分け作業が残っています。
どこが問題なのか、被疑個所を特定する作業です。
切り分け作業概要
最終的に何をやっても充電できない場合、Gooに連絡するしかないかな・・・・と思っていました(ケーブルとアダプタを変えても改善しなければ端末被疑ほぼ確定)。
アダプタでした
うちでは奥さんもAndroidなので、僕と同じようにアダプタとケーブルが差しっぱの状態になってます。なので本来なら上図②→③の順で切り分けていくところですが、面倒だったのでそのまま③を試してみました。
つ、ついた
心の中でSHARPさん(@SHARP_JP)に詫びながら確認作業を続けます。あなたは悪くないんですよ、と。
さきほど②を飛ばして③で回復を確認したので被疑はケーブルかアダプタのどちらか。
なので普段使っているケーブルを奥さんのアダプタに差して確認すると、問題なく点灯・充電されることを確認。
即座に喜ばず、とりあえずケーブルを戻して初期状態で充電を試みます。
ここで治ったりするとそれはそれでやっかいなんですが、期待通りランプ滅灯のまま。
はい、アダプタ動作不良決定です。
AndroidとiPhoneの充電器の組み合わせ
ここまでくると、察しの良い方はお気づきでしょう。この情弱め!そんなこと記事にするなやボケが!と。
はい、そうです僕情弱です。てへ。
結論から言ってしまうと、
iPhoneの充電器はAndroidに使っちゃダメ!
です。
iPhoneの充電器と言えばこれですね
iPhone持ちなら家にごろごろしているであろう、こいつです。
※意外に写真がないので仕方なく自分で撮りました。パクらないでね
↑自分はパクる気満々でいたくせに自分のは使わせたくないという心の狭い男
これってiPhone持ちなら買い換えるたびについてきて、でもそうそう壊れることもないのでどんどんたまっていくんですよね。
で、対してAndroid純正がこちら
ゴテっとしてますよね。なんか「いかにも充電器」みたいな感じ。
それが嫌で、Androidに変えた後も充電はAppleのでしてたんです。
形は違えど両方ともUSB充電ができることに違いはないだろう、そう考えていました。
しかし現実的には手元のAndroid9は充電できず、しかし同じ充電器に、ビデオカメラ状態となったiPhone5Sを繋ぐと充電できてしまいます。
頭の中が?だらけになった僕はGoogle先生に助けを求めます。
”Android iPhoneの充電器”
我ながら頭の弱そうな検索語句ですが、ご容赦ください。
そしてこちらにたどり着きます
急速充電とか新しい単語が出てきますが、とりあえず横においておいて、ざっくり書くとこのようなことが判りました(かなりざっくりですが)
・AndroidとiPhoneの充電器は違うものである
・違うものを使った場合、発火することがある
発火、それは困ります。
言われてみれば熱くなりますよね。今回の切り分け中も「充電できてないのに触るのがちょっと大変なくらい」熱くなっていました。
あらためて充電器の規格について先生に聞いてみました。
iphone 充電器 規格
こちらを参考にしました
まぁ公式ですからね。間違いはないでしょう。
ここで分かったことは
・僕が使っていたのはAppleの5Wの充電器
・iPadPro等の上位機種で使われているワット数の大きいものだと速く充電できる
・5,10,12,18Wの種類があるらしい
でした。
Androidの充電器(手元の端末/SH-M07の場合)
出力の違いを見てみると
ボルト | アンペア | ワット | |
iPhone | (5V:推定) | 1A | 5W |
Android | 5V | 1A | 5W |
はい。変わりありません(汗
なのになぜ充電されないのか。さきほど参考に載せたサイトさんに興味深い文章がありました
AndroidやiPhoneは、USB端子のD+とD-という2つの線を活用して、電気抵抗の値から繋がった先の機器がパソコンなのか充電器なのかと言った識別をするという仕組みがあるとのこと。
これにより充電器と識別できた場合に高いアンペア値の電流を受けとるような制御をすることが急速充電モードになるという仕組みらしいです。
ということで、ここから以下のような推測ができます。
・これまでは、SH-M07側で対向の充電器の種類までは関知していなかった
・Android9へのOSバージョンアップを期に、対向の充電器まで意識するようになった可能性がある(正しくは最近あった2回のVerアップの2回目を期に)
・或いは急速充電への対応で何かの仕様が変わったとか(PDとか)
なんとなく、ずれていそうな気もしますが、おかしい時は教えていただけると助かります
が、いずれにしても直近でSH-M07がiPhoneの5W充電器で充電できなくなったのは確か。
ということで以下のような条件で探した結果、僕が買った充電器を載せておきます。
・Androidも、できればiPhoneにも対応するもの
・野暮ったくないもの
・1000円以下の、安価であること(万一選択に失敗した時のことも考えて)
その検討結果がこれです↓
※楽天ROOM頑張ってます!見てってください!
まとめ
ということでちょっと長くなりましたが、結論はこんな感じです
・SHARPのSIMフリースマホ/SH-M07を9に上げるとiPhoneの充電器が使えなくなるおそれがある
・充電できなくなったら、まずどこが原因かきちんと確認する必要がある
※充電できなくなるたびにスマホを買ってたらたまる貯金もたまらなくなる
・さんぺいは割とまじめに楽天ROOMに力を入れている
最後までお読みいただきありがとうございました。よかったら楽天ROOMも見てやってください。